廃棄の現実WASTE
日本で毎日約1,300トンの服が焼却・埋め立てされている現実、平均1年で捨てられる服の一生、回収ボックスや輸出された古着の行き先、Tシャツ1枚に使われる水……。服の廃棄問題を数字と現場から追った記事の一覧です。出典は環境省ほか公的機関の推計を基にしています。
売れ残りを捨てない法律——EUの衣類廃棄禁止
売れ残った服を廃棄せず、次の行き先へ回すことを求める法律がEUで動き始めました。何が決まり、誰が対象で、なぜ必要とされたのかを、公式の発表をもとに整理します。
読む → 見えない繊維洗濯で流れる繊維——マイクロファイバーという見えない排出
ポリエステルやアクリルの服は、洗濯のたびに目に見えないほど細い繊維を排水へ流しているとされています。どのくらいの量で、どこへ行くのか。わかっていることと、まだわかっていないことを分けて整理します。
読む → 寿命 次の国へ海を渡る古着——日本から輸出される服の行き先
資源回収の日に出した服や、回収ボックスに入れた服。その一部は国内で売られるのではなく、コンテナに積まれて海を渡ります。日本を出た服がどこへ行き、どう使われているのかをたどります。
読む → 寿命 次の持ち主へ店頭回収のその後——回収ボックスに入れた服の行き先
回収ボックスに入れた服は、そこで終わりではありません。仕分けを経て、着る人のもとへ、素材へ、燃料へと分かれていきます。その流れと、見えにくい部分を整理します。
読む → 砂漠に積まれた服アタカマ砂漠の服の山——売れ残りが行き着く場所
南米チリの北部、世界でもっとも乾いた砂漠のひとつに、服の山が積まれてきました。衛星写真にも写るほどの大きさだったといわれています。
読む → 1枚=約2,700LTシャツ1枚の水——服が使っている見えない資源
乾いた1枚のTシャツにも、つくられる過程で浴槽十数杯分の水が使われているとされています。畑から店頭までの見えない水の量と、その行き先を数字でたどります。
読む → 週1,500万着規模カンタマント——手放した服が着く市場
回収ボックスに入れた服は、その先どこへ行くのでしょうか。行き先のひとつに、西アフリカ・ガーナの首都アクラにある巨大な古着市場があります。
読む → 1,300トン/日「安いから買う」の値段——毎日焼かれる服の内訳
服の値段は、この30年ではっきり下がりました。ではその分、何が安くなったのでしょうか。値札に乗った金額と、乗らなかった費用を、公的な統計で並べてみます。
読む → 寿命 約1年平均1年で捨てられる服の一生を追う
この連載では60年生きたデニムや200年生きた布を追ってきました。今回は逆に、いちばん短い一生を追います。1年という時間軸で、1着の服に何が起きるのかを見てみましょう。